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理想の温水床暖房
MHPシステムサービス株式会社
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理想の温水床暖房の表面床温度と閉鎖熱の関係:床の表面温度は足元から体温を奪われない程度の温度は生活においてストレスになることはありません。床面に座布団等(足裏・座るなど)を使用して熱が逃げないようにする状態を『閉鎖熱』と呼びます。これを利用として素足で歩行しているときは熱が奪われない程度であまり温度を感じない程度でも寒くないは『やさしくぬくもり』で健康的でストレスが無い理想の温水床暖房であると思います。快適と省エネが実現します。低温水利用は省エネでコンフォートゾーン=省エネなのに快適で健康的な温水床暖房で家族団欒になる設備です。
歩行しているときも足裏が熱くて閉鎖熱も危険な温度です。そのため生活においてスリッパ等が必要になります。これは無駄なエネルギーで過剰暖房なのに不健康な生活になります。高温利用は浪費タイプでデンジャラスゾーン=負の連鎖:エネルギーの無駄遣いで不健康な温水床暖房な設備です。
実験測定
実験期間:令和4年12月22日~25日
往き側の温度:35℃時の値と50℃時の値を計測(床の表面温度・座布団を置いた時の閉鎖熱を測定する)
※仮に床面に長時間寝てしまった状態を想定して座布団を置いてから長時間をおいて測定をしております。
体温と足裏温度:一般的には体温は36,3℃ぐらいで足裏の温度は27℃前後ぐらいでしょう。実験者の体温は35,8℃で足裏は28,3℃それぞれ個人差がありますが心臓より遠い足裏はやはり低い温度です。足裏から熱が奪われない温度は23~25℃(+閉鎖熱)ぐらいでも寒くなければ室温を上げる必要がなくなります。これがエコ(省エネ)になります。『頭寒(爽やか)足熱(温い)』
※快適な環境を造るうえで『高温』はいらない
エアコン暖房の場合は:床の表面温度は15~20℃程でしょう。床面の温度が低いと足裏(下半身)から熱が奪われるため肌寒く感じてしまうため室温の温度を高く設定することになります。『頭暖(暑い)足寒』
やさしい温水床暖房の場合は:やさしい暖房であれば素足で体感して頂くのが一番に気持ちがいい快適な暮らしになります。
理想の温水床暖房では:お部屋の温度が20℃前後でも輻射熱効果で『頭爽足温』で快適です。※設定温度は個人差はありますのお好きな温度で快適な温水床暖房生活をしてください。
理想の温水床暖房の床の表面温度が25℃ぐらいでなぜに足裏が寒く感じないのか❔実際に足を静止してみるとやさしい温度が潜伏しているため閉鎖熱で足の裏から伝達して下半身を温めてくれているため寒さを感じられない。20℃前後の室温でも寒くないと言うことになります。※実験で使用した座布団は軽い物のため人間の体重では(体温+閉鎖熱)を感じるため実験よりもう少し高い温度になるとは思います。
実験場所:ショールーム
日時:R4年12月22日
安定してからの外気温
(0℃~8℃)スタート時6℃でした。
設定温度:往き温水35℃で安定してからの実験
室温:21℃前後
床面温度:25℃前後
閉鎖熱:30℃
安定期の設定は同じような温度帯からスタート
ショールームの断熱性能では往き温水温度35℃で固定して床面の温度と閉鎖熱と室温を計測しました。通常はその時の外気温や断熱性能で往きの温水温度は変更してください。
※快適な温度帯は個人差があるため自由に上げ下げをしてください。
床面の温度が閉鎖熱によって何度まで上昇するかを調べるために座布団(閉鎖熱状態)を利用します。人体の実験では個人差があるため実験のため座布団を使用します。床面接触温度計と卓上(時計・温度計・湿度計)上で計測とデジタルカメラを利用します。※住宅によっては建物の断熱性能が違うため『寒くないと言う範囲で』適温(往き)35~45℃ぐらいでお客様にはご使用いただいております。お住いの住宅の断熱性能が高ければより省エネな温水温度でも快適な空間が造れます。
座布団を利用して閉鎖熱を調べる
閉鎖熱の実験の写真
※理想の温水床暖房ショールームは往きの温水温度35℃で固定した場合の閉鎖熱はなんと(座布団の下)30、7℃でした。床面に仮眠をしても安全な温度です。お部屋の温度は約21℃で理想の温水床暖房のショールームは『寒くない快適な空間』『やさしいぬくもり』で快適です。
※床面の表面温度は25℃前後で無駄なエネルギーを必要としないのに快適な環境が出来ています。
※ショールームの窓は単硝子のためコールドドラフトの影響をもろに受けますので対策としては断熱カーテンを採用して床まできっちりとおろしています。
閉鎖熱を考えても安心して使用が出来る往き温水の範囲
理想の温水床暖房に必ず必要な熱源機は三菱電機のエコヌクール・ピコ・レオのヒートポンプ式熱源機です。往き温水は35~55℃までで1℃刻みに温度を調整が可能なのは三菱電機だけです。理想の温水床暖房のお客様には往き側の設定は35~43℃でご使用頂けるような敷設をしています。柔らかな温水でも快適な暮らしが出来て主暖房になる健康的な温水床暖房です。最大の魅力は省エネになります。やさしい温もりで健康的で省エネはお客様に寄り添った設計です。
費用対効果・・初期投資は少し高くはなりますが快適性が一番の魅力と省エネなのでトータルコストは安くなってきます。
ここまでは暖める必要がない温度帯です。これでは光熱費がかかります。光熱費を安くするためには低温水でもお部屋を温められる温水床暖房が必要です。
中温水温度の実験。往き温度50℃の実験では床の表面温度は27.4℃で座布団を置いて実験では40.5℃と言う結果が出ました。ヒートポンプ熱源機の往き温度35℃の時と温水温度が15度ほど高いのに床表面温度は2.4℃しか上がっていません。しかし閉鎖熱は10℃ぐらい上がっています。床面温度はすぐに熱が移動しています。でも閉鎖熱は高い数字が出ています。50℃の実験では低温やけどになるような感じではありませんが断熱性能が良くなってきている現在には快適な生活をする上で全く必要がない温度帯であると思います。このような温水では脱水症状や床面に直接に仮眠したりすることは危険な水準になると思います。建物の断熱性能でも表面温度や室温は違ってはきますがこのように高い温度が必要がないと言う結論が出来ると思います。
ガス暖房熱源機のホットダッシュで暖める住宅で測定することが出来ました。ホットダッシュ30分の時にサーモカメラで温度測定したことがあります。床の表面温度が38~39℃程ありました。往きの温水温度は70℃以上であると推測いたします。閉鎖熱の計測はできませんでしたが床の表面温度が38℃前後あることから閉鎖熱は怖い数値になる事でしょう。ホットダッシュ機能とは設定で30分・1時間を選択できますが、弊社でガス熱源機を『やむをえず』取り付ける時にはリンナイ製を指定してお客様の安全を重視するためホットダッシュを解除します。ホットダッシュ付きは20分ぐらいで暖かくなるなることで有効と思いがちですがお客様の安全と健康を考えるとホットダッシュ機能は必要はないと思います。
ガス熱源機の安全な使用の仕方:スリッパ等を利用して直接に身体を接するのはひかえるほうが良いです。
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